協議会の最新情報
・シンポジウムのレポート

news & reports

レポート

協議会の第1回勉強会を開催、活発な議論で盛り上がりました!

2025年5月12日、都内の会議室において、クラフトエッセン協議会として初めての勉強会を開催いたしました。

記念すべき勉強会のテーマは、「細胞培養食品の安全性確認の現況と今後の取組み方向」、対面とオンラインの参加を合わせて30名以上の方が参加し、家きん細胞培養食品「クラフトエッセン」の安全性確認や日本初の上市に向けた今後の取組方向に関して、質疑の時間が足りないくらい活発な議論が行われました。

講演の様子(インテグリカルチャー株式会社の國政生産開発部長)

勉強会は「講演」と「質疑応答」の二部構成で実施され、第一部では、
藁田事務局長から、細胞培養食品の安全性確認プロセスに関する全体的な枠組みから具体的な食品表示に至るまで、クラフトエッセンの上市に向けた実践的な内容で講演していただきました。
続いて、インテグリカルチャー株式会社の國政生産開発部長が登壇し、同社の細胞培養食品の生産ラインを踏まえた安全性確認の現状と消費者庁への申請を前提とした今後の取組みについて説明していただき、参加者全員で日本初の上市に向けた今後の方向性について具体的なレベルで共有しました。

第二部の「質疑応答」では、
安全性やリスクに対する製造事業者としての考え方から、技術開発者の視点による技術的なポイントに至るまで、幅広い内容が取り上げられました。予定時間を超えるほどの活発な議論が展開され、参加者の高い関心がうかがえる会となりました。

勉強会の最後には、清水会長より、
「社会的受容性も踏まえつつ、日本としてできる限り合理的かつ科学的な議論を行い、細胞培養食品の未来に向けた突破口を開いていきましょう」との力強いメッセージが送られ、盛況のうちに第1回勉強会は終了しました。

クラフトエッセン協議会では、会員の皆様とともに、家きん細胞培養食品「クラフトエッセン」の安全性や可能性について検討を深め、社会受容と社会実装を実現するため、今後も実践的な勉強会を企画してまいります。

【本件に関する問い合わせ先】
クラフトエッセン協議会 事務局 
担当:波多野
Email:info@craft-essen.com